スマホのデータ移行は難しい?
「新しいスマホに変えたいけど、データ移行ができるか不安……」
機種変更をするとき、多くの人が気になるのがデータ移行です。
写真や連絡先だけでなく、LINEや各種アプリなどもあるため、「全部ちゃんと移せるの?」と心配になりますよね。
結論からいうと、現在のスマートフォンは、以前と比べてデータ移行がしやすくなっています。
ただし、スマホの組み合わせによって移行方法や注意点が異なります。
この記事では、携帯ショップで10年間スマートフォンの相談に対応してきた経験をもとに、初心者の方にも分かりやすくデータ移行の方法を解説します。
データ移行前に準備すること
データ移行を始める前に、いくつか確認しておきましょう。
特に重要なのが、古いスマホが正常に使える状態で準備することです。
古いスマホを充電しておく
データ移行には時間がかかる場合があります。
途中でスマホの電池がなくならないように、古いスマホと新しいスマホを十分に充電しておきましょう。
可能であれば、充電しながら作業すると安心です。
Apple Account・Googleアカウントを確認する
iPhoneを利用している場合はApple Account、Androidを利用している場合はGoogleアカウントを確認しておきましょう。
新しいスマホの設定やデータ移行で、これらのアカウントが必要になる場合があります。
IDやパスワードが分からない状態で機種変更を始めるのは避けましょう。
古いスマホをすぐに初期化しない
データ移行が終わったと思っても、すぐに古いスマホを初期化するのはおすすめしません。
新しいスマホで必要なデータやアプリが正常に使えることを確認してから、古いスマホを初期化しましょう。
iPhoneからiPhoneへのデータ移行
iPhoneから新しいiPhoneへ変更する場合は、Appleのクイックスタートを利用できます。
クイックスタートを使うと、古いiPhoneから新しいiPhoneへデータや設定などを移行できます。
クイックスタートの基本的な流れ
- 新しいiPhoneの電源を入れる
- 古いiPhoneを近くに置く
- 画面に表示される案内を確認する
- Apple Accountなどの設定を進める
- データ移行の案内に従って操作する
- 移行が完了するまで待つ
画面の案内に従って進めていけば、比較的スムーズにデータ移行できます。
ただし、データ量や通信環境などによって、移行に時間がかかる場合があります。
途中で電源を切ったり、必要以上に操作したりせず、画面の案内に従って進めましょう。
AndroidからAndroidへのデータ移行
Androidから新しいAndroidスマートフォンへ変更する場合は、Googleアカウントなどを利用してデータを移行できます。
新しいスマホの初期設定時に、これまで利用していたGoogleアカウントでログインし、画面の案内に従って進めます。
Androidで確認しておきたいデータ
例えば、
- 連絡先
- 写真・動画
- アプリ
- Googleアカウント関連のデータ
- その他の設定
などを確認しましょう。
ただし、すべてのアプリやデータが同じように移行されるとは限りません。
アプリによっては、個別にログインや引き継ぎ操作が必要になる場合があります。
iPhoneからAndroidへのデータ移行
iPhoneからAndroidへ変更する場合は、同じOS同士の機種変更と比べて確認することが増えます。
写真や連絡先などの基本的なデータだけでなく、利用しているアプリについても確認しましょう。
特に注意したいのが、LINEや電子マネー、認証アプリなどです。
アプリごとに引き継ぎ方法を確認する
アプリによって、データ移行やアカウントの引き継ぎ方法が異なります。
そのため、重要なアプリについては、新しいスマホに変更する前に公式の引き継ぎ方法を確認しておきましょう。
AndroidからiPhoneへのデータ移行
AndroidからiPhoneへ変更する場合も、事前に移行するデータを確認しておきましょう。
写真や連絡先などのデータだけでなく、利用しているアプリやサービスについても確認が必要です。
iPhoneへの移行方法については、Appleが案内している方法を確認しながら進めると安心です。
LINEのデータ移行で注意すること
スマホのデータ移行で特に気をつけたいのがLINEです。
LINEは、スマホ本体のデータ移行だけで完了するとは限りません。
アカウントやトーク履歴などを引き継ぐために、事前の確認や設定が必要になる場合があります。
新しいスマホでLINEを使う前に、現在のLINEの引き継ぎ方法を確認しておきましょう。
また、トーク履歴など残しておきたいデータがある場合は、古いスマホが使えるうちに準備しておくことが大切です。
電子マネー・銀行アプリなども確認する
データ移行で忘れやすいのが、決済サービスや金融関連のアプリです。
例えば、
- PayPayなどの決済アプリ
- 交通系IC
- 銀行アプリ
- 証券アプリ
- 認証アプリ
- ゲームアプリ
などがあります。
これらは、新しいスマホで再ログインや本人確認などが必要になる場合があります。
重要なアプリは、新しいスマホで正常に利用できることを確認してから古いスマホを初期化しましょう。
データ移行後に確認すること
データ移行が終わったら、すぐに古いスマホを初期化しないようにしましょう。
まずは新しいスマホで、次の項目を確認します。
- 連絡先が入っている
- 写真や動画が確認できる
- 必要なアプリが入っている
- LINEが使える
- 電話ができる
- モバイルデータ通信ができる
- メールが受信できる
- 電子マネーや決済アプリが使える
- 銀行・認証アプリなどが使える
一通り確認して問題がなければ、古いスマホを初期化する準備をします。
古いスマホを初期化するタイミング
古いスマホの初期化は、最後に行うのがおすすめです。
「データ移行できたと思うから大丈夫」とすぐに初期化するのではなく、新しいスマホで必要なものがすべて使えることを確認しましょう。
特に、
写真・連絡先・LINE・決済アプリ・銀行アプリ・認証アプリ
などは忘れずに確認してください。
まとめ
スマホのデータ移行は、機種の組み合わせによって方法が異なります。
iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidへの変更だけでなく、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへの変更でも、それぞれ確認するポイントがあります。
データ移行で大切なのは、焦らず一つずつ確認することです。
特に、
- データ移行前に古いスマホを準備する
- Apple Account・Googleアカウントを確認する
- LINEなどの引き継ぎ方法を確認する
- 電子マネーや銀行アプリなどを確認する
- 新しいスマホで必要なデータが使えることを確認する
- 最後に古いスマホを初期化する
という流れを意識しましょう。
「スマホのトリセツ屋」では、スマホの機種変更やデータ移行、料金、設定・操作方法など、スマホ初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
機種変更でデータ移行が不安な方は、この記事を確認しながら一つずつ進めてみてください。